ゲストトーク09:武なおきさん(大阪市会議員、社会福祉士、ケアマネージャー)。今年の市会議員選挙で大阪市生野区から完全無所属で立ち向かい見事に当選。いま大阪で一番市民に近い議員さんのお一人。地域住民が主体となって、政治や行政に関われる力強い地域を理想に掲げ、つながりづくりを第一に、温和な空気と、内に秘めたロック魂について語っていただきました。議員になる前、ソーシャルワーカーとして、制度の問題の声を上げてきたが、一個人の声を、仕組みを変えるほどの影響力を持たせるのは難しかった。そんな時ある呑み会で「誰かが議員になるしかない!」という話になり、武さん自ら立候補することに。政局が民主党時代、維新の会の台頭と、目まぐるしく変わる中、2回の落選の間も、シングルファーザー時代やご両親の介護などご苦労を重ね、悔いがないようラストチャンスの3回目に挑戦し、見事当選。そこから3期連続で完全無所属という後ろ盾が何もない中戦ってこられたお話はまさにロックンロールでした。ここでは書けないこともありましたが(笑)、無所属かどうかではなくどこの党に所属していたとしても、武さんのような大きな志を持った議員さんが稀であることが残念でなりませんでした。武さんがおっしゃる、「選挙に勝つことが目的ではなく、勝つことが手段である」と声を大にして言える議員さんが一人でも増えればいいなと感じました。市議会や府議会という地域に根差した議員さんが、一人でも多くの市民・区民が暮らしやすくなることを実現できる夢のある仕事だということをみなさんにも実感いただきたいです!